柔整





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一般には混同されることがありますが、いわゆる整体と、柔道整復術(接骨・整復術)は、全く別のものです。
柔道整復術は、日本古来の柔術から派生した日本独自の伝統医学です。
受身を重視する柔道では、他の打撃などを重視する格闘技と比較して、打撃などによる身体の重大な損傷は多くありません。
しかし、体を組み、投げを打ち、関節を極めるという柔道そのものの特性から、脱臼や骨折、捻挫などの怪我を負う比率が多くなります。
柔道整復術は、柔道の技と表裏一体の関係(活殺自在)にあるので、回復に役立つとされています。
昔から柔道場の隣に接骨院(整骨院)が多かったのは、その道場主が柔道の技とともに柔道整復術(接骨術)を身につけており、道場経営の余技として接骨院を営んでいたからとされています。
単に施術するだけではなく、そのスポーツ経験や伝統の技によって、早く使える状態に戻すことができるのです。
手技で治療する柔道整復術は、東洋医学の思想そのものであり、手をかける、即ち、心をかけるという医療的価値が現代医学の中でも認められて来ています。

柔道整復とは

文武両道という言葉があります。
中国の思想が基となっていますが、中国では歴史を見てもわかるように伝統的に文を重んじ、武を軽んじて来ました。
一方、日本では武も伝統的に大切にされてきました。
鎌倉時代、武家の時代になってからは特に発達し、武士が修得すべき18種類の武器・武術の総称である武芸十八般という言葉なども中国から伝わりました。
剣術 、弓術、柔術・和術、手裏剣、槍術、薙刀、棒術、杖術、鎖鎌術、組討(くみうち)術 、水術(泳法術)、十手術・鉄扇術・鉄鞭術、分銅鎖、馬術・騎馬術、居合・抜刀術、砲術、刺又(さすまた)術等含まれます。
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柔道整復師とは

柔道整復師とは、ほねつぎ・接骨師・整骨師として広く知られ、 厚生労働大臣免許の下で打撲、捻挫、挫傷(筋、腱の損傷)、骨折、脱臼などの施術をする職業の正式名称です。
柔道整復師は施術所(いわゆる「接骨院」「整骨院」)を開設できます。
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柔道整復師になるために

柔道整復師の免許は、柔道整復師法の規定に基づいて与えられます。
1920年に内務省令に基づく国家資格制度が導入されてから、長い間、都道府県知事によって試験が行われ、免許が与えられていました。
免許制度が導入された当初は、営業できる範囲に限定がありましたが、のちに、全国での営業が可能となりました。
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